【大森エリア】自律神経失調症とリハビリの関係とは？
そもそも自律神経失調症とは？
自律神経失調症とは、交感神経と副交感神経のバランスが乱れた状態で、めまい、頭痛、動悸、息苦しさ、胃腸障害、倦怠感、不安感、不眠など様々な症状が現れます。
検査をしても特に異常が見つからないのに体調が悪い…。そんな状態に悩まされる方が多く、現代社会では珍しくない症状です。
特に大森エリアに住む働き盛りのビジネスパーソンや子育て中の女性は、ストレスや不規則な生活により自律神経が乱れやすく、当院にも多くの方がご相談にいらっしゃいます。
最近では学生の方でも、試験や人間関係のストレスにより発症するケースが増加しています。
なぜ自律神経失調症にリハビリが必要なのか？
「リハビリ」と聞くと、骨折や脳梗塞後の回復をイメージされる方が多いですが、実は自律神経にも“リハビリ”が必要なのです。
自律神経失調症は、長期間にわたって交感神経が優位な状態が続き、副交感神経とのバランスが崩れることで起こります。
つまり、神経が誤った使われ方を“クセ”として覚えてしまっているという状態。
この“神経のクセ”を正すために必要なのが「神経系のリハビリ」です。
薬で一時的に症状を抑えても、神経そのものの使い方が変わらない限り、根本改善には至りません。
どんな人がリハビリの対象になるのか？
リハビリが効果的なのは、以下のような症状に心当たりのある方です：
- 日中は元気なのに、夜になると不調が出る
- 病院では「異常なし」と言われたが体調がつらい
- 息が浅く、呼吸がしづらい
- 疲れやすく、朝起きるのがつらい
- 気分の浮き沈みが激しくなる
これらの状態は自律神経のリズムが乱れているサインです。
筋肉や骨格だけでなく、神経にもアプローチする施術によって、神経の再教育（リハビリ）が可能です。
自律神経リハビリの効果とは？
神経リハビリによって得られる効果は多岐にわたります。
- 睡眠の質が向上する
- 呼吸が深くなる
- 気分の安定感が出る
- 薬の量が減る
- 内臓の働きが良くなる
特に呼吸と姿勢の改善は、副交感神経の働きを促進するため、緊張型の症状が出ている方には非常に有効です。
また、リハビリは“続けること”が重要です。整体で施術を受けた後も、日々の生活でどのように体を使うかが再発予防のカギとなります。
病院では得られにくい「リハビリ型施術」の価値
病院ではどうしても薬物療法が中心になりやすく、患者さんの体の使い方や姿勢、生活習慣まで細かくフォローすることは難しい場合があります。
しかし、大森かなで接骨院では問診・検査・施術・セルフケア指導を通して、神経・筋・内臓・姿勢までを一貫してサポートしています。
このアプローチこそが、「薬に頼らず体を整える」道筋であり、真の意味でのリハビリ＝再教育なのです。
病院での治療について詳しく知りたい方はこちら→https://oomori-kanade.com/symptoms/post-3079/
症状改善の鍵は「神経リハビリ」にあり
一般的なリハビリと神経系リハビリの違いとは？
「リハビリ」と聞くと、多くの人がケガの回復や筋肉の再教育を思い浮かべます。一方、自律神経失調症の回復には“神経系リハビリ”という別のアプローチが求められます。
筋肉や関節へのリハビリは物理的な動きの回復が目的ですが、神経リハビリは「神経伝達の正常化」がゴールです。
つまり、ストレスや過緊張により偏ってしまった神経の働きを整える訓練が、神経リハビリの本質です。
特に交感神経が過剰に働いている人にとって、副交感神経を引き出すリハビリは、薬を使わずに自律神経を整える最適解となります。
整体でできる「神経リハビリ」の具体的な内容
整体による神経系リハビリは、神経の流れと筋肉の反射、呼吸、循環にアプローチしていきます。
具体的には以下のような方法で施術が進められます。
- 背骨や骨盤を整え、神経の通り道を広げる
- 呼吸を深める施術で副交感神経を活性化
- 筋膜の緊張を緩め、体のセンサー感度を回復
- 反射反応を使って、リラックス状態を再学習
これらはただのリラクゼーションではなく、脳と神経がリラックスを「覚え直す」トレーニングとも言えます。
薬では難しい「神経の再教育」が可能になるため、症状の根本改善に向けた重要なステップとなります。
整体治療について詳しく知りたい方はこちら→https://oomori-kanade.com/symptoms/3088/
呼吸・姿勢・循環を整えるリハビリの重要性
自律神経と最も関係が深いのが「呼吸」「姿勢」「血流」です。
【呼吸】
浅い呼吸は交感神経を優位にし、不安や緊張を招きます。神経リハビリでは、横隔膜を動かす深い呼吸を体に思い出させる施術が行われます。
【姿勢】
猫背や前傾姿勢は胸郭を圧迫し、呼吸の質を下げます。また頭と背骨の歪みは神経伝達の阻害要因にもなります。
整体では、骨格と筋肉のバランスを整えることで神経がスムーズに働ける土台を作るのです。
【循環】
自律神経の調整には血流・リンパの流れの最適化が不可欠です。
マッサージや手技療法を通して末梢から中枢への循環を促すことにより、神経の働きも活性化されます。
「神経が元気になる生活習慣」もリハビリの一環
大森かなで接骨院では、施術だけでなくセルフケア指導にも力を入れています。日々の生活でできるリハビリ習慣を取り入れることで、施術効果を最大化できます。
- 夜のスマホ・PC時間の見直し
- 就寝前の深呼吸ルーティン
- 朝起きたら3分のストレッチ
- 正しい姿勢を保つ椅子の選び方
これらは小さなことですが、神経のリズムを整えるうえで非常に効果的です。
私たちは「整体に来ればOK」とは考えていません。
生活の中でのリハビリこそ、真の改善につながるという考えのもと、患者さんと二人三脚で回復を目指します。
薬では得られない“神経の柔軟性”を育てよう
薬は一時的に神経を抑制したり興奮させたりすることはできますが、神経そのものを「しなやかに鍛える」ことはできません。
それに対し、神経リハビリは「緊張⇔リラックスの切り替え」をトレーニングします。
これによりちょっとしたストレスにも過剰反応しない安定した神経バランスが育ちます。
大森で薬に頼らず自律神経を整えたい方には、リハビリ的アプローチを中心とした整体が最適です。
薬について詳しく知りたい方はこちら→https://oomori-kanade.com/symptoms/post-3082/
【施術内容】大森かなで接骨院でのリハビリ的アプローチ
骨格・筋肉・神経を同時に整える独自の施術法
大森かなで接骨院では、従来の「筋肉をほぐすだけ」「骨格を矯正するだけ」の整体とは異なり、神経系に直接アプローチするリハビリ的施術を提供しています。
その鍵となるのが、「骨格・筋肉・神経の3つを同時に整える技術」です。
身体を単体で見るのではなく、神経の通り道としての骨格、支える筋肉、それらを制御する神経という構造に着目した施術です。
このアプローチにより、神経伝達の誤作動を正し、副交感神経を活性化しながら、症状の根本改善を目指すことが可能になります。
神経リハビリのための検査・問診のこだわり
初回来院時には、以下のような項目を丁寧に確認していきます：
- 自律神経に関する詳細な問診（ストレス履歴、生活習慣など）
- 姿勢や背骨の可動性、歪みのチェック
- 呼吸の深さ・左右差・腹圧のかかり方
- 神経反射と末梢循環の状態
これらの情報をもとに、脳・神経・体の連携にどこに乱れがあるのかを見極め、施術内容をカスタマイズしていきます。
マニュアル通りの施術ではなく、「その方だけのプログラム」を毎回組み立てるのが、かなで整体院の大きな特徴です。
呼吸と循環を整えるアプローチがカギ
呼吸と血流は自律神経の働きに直結しています。
特に当院では「呼吸の再教育」に重点を置いており、横隔膜・肋骨・首・背中の可動域を広げることで深い呼吸ができるように導いていきます。
また、循環の改善には筋膜リリースや末梢から心臓への流れを意識した手技を活用。
これにより、身体の緊張が緩み、神経の再伝達がスムーズになります。
一般的な整体では見逃されがちな「呼吸の質」「血の巡り」「神経の通り道」にしっかりアプローチすることで、回復力そのものが底上げされていきます。
生活習慣にアプローチするリハビリ指導
自律神経のバランスは、施術だけでは完結しません。
大森かなで接骨院では、日常生活でできる神経リハビリとして以下の指導も行っています：
- 姿勢を整える椅子の座り方・デスクの高さの調整
- 就寝前の呼吸法と照明の工夫
- スマホ・PC使用時間の管理
- 1日1回のリセット習慣「自律神経体操」
これらはすべて、神経の“クセ”を正す日常リハビリに直結します。
「整体院に来た時だけ整っても意味がない」という考えのもと、生活リズムの再構築まで支援することを大切にしています。
段階的な改善を実感できるプログラム
当院では、患者様一人ひとりの状態に応じて以下のような段階的なリハビリプランを提案しています：
- 初期：神経伝達の回復と筋緊張の緩和
- 中期：呼吸改善と姿勢習慣の定着
- 後期：自律的に神経を切り替えられる体へ
このように、「今どの段階なのか」を可視化しながら進めることで、患者様自身が改善を実感しやすくなります。
その結果、多くの方が「薬に頼らなくても大丈夫になった」「再発しにくくなった」という実感を得ており、クチコミや紹介による来院が絶えません。
リハビリ整体で改善した症例紹介
症例①：30代女性・呼吸が浅く夜眠れない
来院時の状態：
大森在住・30代女性。仕事と家事の両立による疲労感、不安感、睡眠障害で悩んで来院。特に「呼吸がうまくできない」「夜中に目が覚める」といった自律神経失調症の典型的な症状が出ていた。
施術と改善経過：
初回では背中と肋骨の硬さ、横隔膜の可動性に大きな問題があったため、呼吸筋へのアプローチと猫背矯正を実施。
さらに、日常生活での呼吸法・照明調整のアドバイスも同時に行った。4回目の施術後から「朝までぐっすり眠れた」と実感され、施術6回目にはほぼ呼吸も安定し、睡眠リズムも整った。
「薬ではなく、体のリハビリでここまで変わるとは思わなかった」との声をいただいた。
症例②：40代男性・原因不明の動悸と不安
来院時の状態：
大森で営業職に従事している40代男性。2か月前から急な動悸や不安感、息苦しさに悩まされ、病院では「自律神経の問題」と診断され薬を処方されたが改善が見られず来院。
施術と改善経過：
カウンセリングでは胸郭の動きが硬く、呼吸が浅いことが判明。
交感神経過緊張が疑われたため、腹式呼吸・頭蓋骨リリース・頚椎調整を中心に施術。
また、PC・スマホ使用後のストレッチや姿勢改善法も指導。
6回目の施術以降、動悸が軽減し、薬の量も半分に。「体のケアで精神状態まで落ち着くとは」と驚かれていた。
症例③：20代学生・めまいと吐き気で通学困難
来院時の状態：
都内の大学に通う20代女性。不規則な生活、過剰なSNS使用により、めまい・吐き気・ふらつきといった自律神経症状が悪化し、通学できない状態に。
病院で「自律神経失調症」と診断され、精神的な問題とも言われたが、本人は体からの改善を希望して来院。
施術と改善経過：
初回検査で姿勢の歪みと眼精疲労、呼吸の浅さが顕著。
施術は頚椎・肩甲骨の可動域改善と頭蓋骨調整を重点的に行い、毎回セルフケアを丁寧に指導。
2か月間（8回施術）をかけて段階的に改善し、吐き気とめまいが完全に消失。「薬に頼らず回復できたことに自信がついた」と、心身ともに前向きな変化が見られた。
症例④：50代女性・長年続く肩こりと息苦しさ
来院時の状態：
介護職の50代女性。慢性的な肩こりと息苦しさが10年以上続き、最近は呼吸がしづらいことで不安感も増し、仕事に支障が出てきた。
病院では原因が見つからず「年齢的なもの」と言われていたが納得できず来院。
施術と改善経過：
骨格チェックで背中の丸まり・肩の内巻きが顕著。
肋骨の柔軟性と肩甲骨の動きを改善するリハビリ施術を実施。
呼吸トレーニングと夜のリラクゼーション習慣も指導。
5回の施術後には息苦しさが大きく改善し、「肩の重だるさも楽になった」とのこと。今では月1のメンテナンスで心地よく生活を送られている。
共通する改善ポイントとは？
以上の症例に共通するのは、「呼吸・姿勢・神経の再教育」という視点。
リハビリ型の整体により、体と神経の使い方を“再学習”させることで、薬に頼らない根本的な回復が可能になります。
大森かなで接骨院では、これらの症例を通して得られた知見を活かし、一人ひとりに最適なプログラムを提供しています。「もう治らない」とあきらめる前に、ぜひ一度ご相談ください。
リハビリに関するよくある質問
Q1. 自律神経失調症のリハビリはどんな人に向いていますか？
リハビリ型の整体は、薬を飲んでも症状が改善しない方や、ストレスによる体調不良、慢性的な不安・疲労感に悩まされている方に特に向いています。
病院で「異常なし」と言われたけど不調が続く方、自分で体質を変えたいと考えている方にもおすすめです。
また、リハビリには継続と習慣の変化が必要ですので、「一回で治したい」「すぐに楽になりたい」という方には合わない場合もあります。
根本から変えていきたいと考えている方には、最適な選択肢です。
Q2. リハビリ施術は痛みを伴いますか？
大森かなで接骨院のリハビリ施術は、基本的に無痛です。
強く押したりボキボキ鳴らすような施術ではなく、筋膜・呼吸・神経反射などに優しく働きかける手法を用います。
中には「これで効果あるの？」と感じるくらいソフトな施術もありますが、神経にとってはそれが最も効果的。
過敏になっている体には強い刺激は逆効果となるため、安心してリラックスできる施術を心がけています。
Q3. 通う頻度と期間はどれくらいが目安ですか？
個人差はありますが、初期は週1回ペースで4～6回、その後は2週間に1回程度に減らしていく方が多いです。
症状の重さ、生活習慣の改善度合い、回復スピードなどにより変動しますが、目安として3か月前後で体質改善の基盤が整ってきます。
完全に卒業される方は、6か月以内で「メンテナンス通院」へ移行していく流れが一般的です。
Q4. 他の接骨院との違いは何ですか？
かなで整体院では「神経の使い方を変えること＝リハビリ」と捉え、姿勢や筋肉の調整に加えて、神経そのものに働きかける施術を行っています。
また、以下のような点で差別化を図っています：
- 施術前後での神経反応チェックにより変化を数値化
- 呼吸・循環・姿勢・メンタル面を総合的に診る
- 生活習慣のセルフケアを動画で提供
ただほぐす・矯正するだけではなく、「再発しない体」になることを最終ゴールとしたリハビリ施術を提供している点が大きな特徴です。
Q5. 健康保険は使えますか？
当院の施術はすべて自費診療です。
理由は、保険診療では施術内容や時間に制限があり、十分な神経リハビリが提供できないからです。
ただし、保険では得られない本質的な改善・再発防止を目指す内容になっており、「費用以上の価値がある」とお声を多くいただいています。
施術プランは初回にしっかり説明いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
Q6. 遠方から通院している人もいますか？
はい、当院は大森駅近くというアクセスの良さもあり、東京全域・神奈川・埼玉・千葉などからも多くの方に通っていただいています。
また、毎回のセルフケア指導が充実しているため、間隔を空けながらの通院でもしっかり改善に向かうことが可能です。
ご希望があれば、遠方通院向けの回数券やアドバイス冊子もご用意しています。
Q7. 再発を防ぐにはどうすればよいですか？
自律神経失調症は「クセ」として神経が反応してしまうため、施術で整えたあとも生活習慣の改善・ストレスとの付き合い方が大切です。
当院では、以下の方法で再発防止をサポートします：
- LINEでのアフターカウンセリング
- 姿勢・呼吸・自律神経に関する定期セミナー
通院終了後も「困ったら相談できる場所」としてのサポート体制を整えていますので、ご安心ください。
お電話ありがとうございます、
大森かなで接骨院でございます。